スタッフ釣行 ~年末年始に向けての縁起物② マダイ釣り~
タコの記事に引き続き、連続でのブログ更新はこちらも縁起物でめでたい魚のマダイ
東京湾では主にコマセやタイラバで狙うことが多いターゲットですが、プレジャーボートでコマセマダイの10m近い長いハリス管理は難易度がグッと上がるため、より簡単なタイラバを楽しまれる方が増えてきております。
タイラバの場合は道具がシンプルなため、簡単に一通りそろえることができるのですが、いろいろな方と話していると興味はあるけれど、ポイントがわからないという声を多く聞きます。
また、タイラバの遊漁船は多く存在しておりますが、時期によっては航行量の多い航路内であったりとプレジャーボートで狙いやすいながらも敬遠される理由はそのようなところなのかもしれません。
もちろん航路外のオープンな場所でもマダイの釣れるポイントは多数存在しておりますので、まずは実績のある場所をもとにシーズン毎の傾向と照らし合わせていければ結果につながると思います。
夢の島スタッフで行ったポイントであればご案内可能ですので、はじめのきっかけとなるポイントから徐々にいろいろなポイント探しをしてみてください。
当日は神奈川側の猿島沖~第三海堡跡にかけての水深40mから50mほどに狙いを絞り直行
直近の日と比べて珍しく、波風に恵まれ、まさにタイラバ日和
ポイントまでは20ノットでマリーナから約1時間弱、周りにタイラバ船はいませんが、過去のこの時期の実績をもとに何か所かチェックするつもりでポイント選びをしてみました。
海底地形図を見て、カケアガリから平地までを何度も通しながら狙っていく予定です。
自分なりに潮汐によって潮の当たる面を意識して船を入れてはみるのですが、船を流していることに加え、実際に水中を眺めたわけではないので実際にそうであるかはわかりません・・
タイラバの重さは全員80gからのスタート、年間を通して東京湾ではこの重さから軽くしたり重くするのがよろしいかと思います。
風や潮流に任せたドテラ流しの場合、プレジャーボートでは船が流れる速度も速くなる為、100gや場合によっては120gまでの用意をしておくと良いでしょう。それ以上でないと底が取れないような状況の場合は、ポイント移動をおすすめします。
最近はタイラバを構成するパーツも様々に種類があり、こうしたパーツの組み合わせを考えるのも楽しい時間です。
個人的には針へ頻繁にネクタイ部が絡むのが嫌なので、以前に比べると簡素なタイラバセッティングを好んで使っています。
そうした点を踏まえながら、準備ができ次第投入開始!
実際に釣りを開始すると潮汐表よりも潮が効いておらず、潮止まりの状態・・そのまま1~2時間が過ぎ、ひたすら巻き続けていると次第に巻き感が重くなり、潮が効いてきた様子
第三海堡跡頃に差し掛かる頃でようやく船中でヒット!長い時間アタリが出ない状況でヒットが生まれたことでようやく安堵
小気味よい引きとともにマダイがあがり、船内でも皆が集中モードへ
やはり潮が効いてくると、この頃からホウボウなどもポツポツと上がり始め、ようやくタイラバらしい時間となってきました
後半上げ潮が良い感じに効いてくるとその後釣れた魚をきっかけに、この日はタイラバの仕掛け全体のシルエットを小さくすることが良かったようで、タイラバのネクタイ部を短くしたものに反応が集中
最初に入った起伏エリアに隣接した平地ではマダイやホウボウの連続追加となりました
最大では73㎝(尾叉長70㎝)4.5kgまで型を伸ばすことができ、タイラバを満喫して終了
帰港が遅くなってしまったので、マリーナでの調理はありませんでしたが、各々でマダイはお刺身やカブト煮、あら汁・タイ茶漬け等でタイ三昧!
タイに負けず美味しいホウボウはお刺身にして調理し、甘みがある味わいを堪能できたようです。
1月以降は例年釣りものが少なくなる時期ではありますが、タイラバやタチウオ、シーバスのジギング等が楽しい時期でもありますので、ぜひ皆さま挑戦してみてください^^